文法導入ネタ本 「わくわくナルホド英文法」

定価: 6,000円(税込)

立ち読みコーナー(生徒用) (教師用) (パワポのムービー

購入申し込みはこちら


★北原延晃先生からメッセージ★

 以前から北研会員の先生方から要望されていた文法導入の本が完成しました。北原メソッドAパターンで過去の文法の復習をしながら新出文法を導入するやり方が絶賛されていますが、それをすべての先生方にやっていただくことができるようになりました。中学校3年間で出現する文法事項のほとんどすべてを収録しています。使用している教科書の対応表もついていますので、どの教科書をお使いでも使用できます。

 さらにすごいのが全編パワーポイント仕様になっていることです。北原が授業をしていた頃は1文1文板書をしていました。同じ単語は「〃」という記号で済ますにしても、教師も生徒も板書は時間がかかり大変でした。今回の教材ではマウスをクリックすることによって次々に文が現れます。先生は板書をする必要がありません。生徒も自分のタブレットに送られたワークシートの下線部分の語だけを書けばよいので圧倒的な時短になりま す。パワポのプレゼン用スイッチ(無線)を使えばPCから離れたところでもどんどん進めることができるのでPCに張り付く煩わしさから解放されます。

■上智大学生の感想

2022年度上智大学秋学期(英文科)「自分が受けた新出文法導入の授業」から

  • 私が中学生の頃は、そもそも文法の復習時間がありませんでした。今考えれば先生がシラバス通りに教科書で学び、授業を進行しなければならないという焦燥からか、次から次へと新しい文法事項が出てきていました。それではプリント内に記載されている、「一人の落ちこぼれも出さずにすむ」や「何度も繰り返すことによって基礎事項ほど定着する」という最大のメリットと反しており、何も生産性を生みません。現に私が中学1年次で初めてbe動詞に触れ、その後すぐに一般動詞を学び、ただでさえ双方の違いや意味でさえきちんと理解しておらず、躓きそうになっていたら、すぐさま次は一般動詞の三人称単数現在形を学ばされるのです。そこで私を含む多くの生徒は実際に躓きました。(後略)
  • 中学生の時は、まず一通りUnitごとの文法ポイントを先生が説明するところから始まる。そしてその後プリントを使って類題を解きながら反復練習するというものだった。学年が進むにつれて英語が得意ではなかった私は、新たな文法事項を学ぶのにこれまで習った文法が文の中で使われていることがあったりしたので、ついていくことができなくなっていった。授業内で復習の時間は取れないので、新たな知識とこれまでの知識が断片的に頭の中に残り、完全にごちゃごちゃになってしまっていたのである。(後略)